キャンプ

初心者必見!失敗しないキャンプ場の選び方5選!関東のおすすめも紹介!

  • キャンプ場が多すぎてどうやって選べば良いか分からない
  • 関東でおすすめのキャンプ場を知りたい。
  • 新しいキャンプ場を開拓したいけど失敗したくないから結局いつものキャンプ場に行ってしまう。

こんな悩みをお持ちのキャンプ初心者、キャンプ好きも多いのではないでしょうか?

この記事では、キャンプ歴20年、真冬でも毎月必ずキャンプにいく筋金入りのキャンパーである僕が、

  • キャンプ場を選ぶ時に見るポイント5つ
  • キャンプスタイル別、関東のおすすめキャンプ場

を徹底解説します!

結論、キャンプ場を選ぶ際のポイントはこの5つ!

  1. キャンプ場の特徴(距離、天候、周辺施設、ターゲット層)
  2. キャンプ場の設備
  3. キャンプサイトの特徴(オートサイトか、区画/フリー、林間/平原、電源あり/なし)
  4. 予約方法(ネット予約可能か、クレカ決済可能か)
  5. アクティビティの有無

また、最後にタイプ別の関東周辺おすすめキャンプ場も紹介します!

順番に、詳しく見ていきましょう!

キャンプ場を選ぶ際のポイント5選

ネットでキャンプ場を検索すると沢山のWEBサイトが出てくるため、比較するのが大変です。各キャンプ場のサイトを個別に比較するのは大変なので、全国6,000件近いキャンプ場の情報を掲載している予約サイトなっぷを通じて比較するのがおすすめです。

※なっぷに掲載されていないキャンプ場については個別のWEBサイトを検索しましょう。

比較の際には下記5つのポイントを参考にしてください。

 ①キャンプ場の特徴

自宅からの所要時間はどれぐらいか

初心者の場合、自宅から車で遠くとも3時間以内のキャンプ場を選ぶことをおすすめします。

地図アプリでの所要時間が3時間と出ていても、渋滞、移動中の休憩や食事、買い出しなどにプラス2時間ほどかかります。

多くのキャンプ場では13時チェックインなので、8時頃には家を出るのが安心です。

レンタカーを借りて荷物の積み下ろしがある、子供の支度に時間がかかる方も多いので、8時頃の出発が現実的でしょう。

キャンプでは日中も体力を使いますし、夜長をゆったりと楽しみたいため、あまり無理をして早起きをするのはおすすめしません。

気候(最低気温はどれぐらいか)

「キャンプとは寒さとの戦いである」という言葉を残した偉人がいるとかいないとか。

特に夜は想像の3倍冷え込むので、キャンプ場の最低気温を調べ、自分の装備でも問題なさそうなキャンプ場を選びましょう。

僕がキャンプに行く際、まずはお天気アプリ、続いて標高を確認します。

お天気アプリは市区町村の代表地点の気温を採用していることが多く、キャンプ場よりも低地の気温を出している場合が多いです。

一般的に、標高が100m高くなると気温は0.6℃ほど低くなると言われており、キャンプ場の標高にもよりますが、お天気アプリの気温からもう2-3℃は寒くなる想定でキャンプ場を選ぶと良いでしょう。

周辺施設

キャンプにおいて、周辺施設が充実しているかどうかも大切です。

キャンプ場の近くに食料を買うスーパーマーケット/コンビニ薪や消耗品を買うホームセンター、キャンプ場にシャワーがない場合の銭湯などがあるとベストです。

キャンプ場は山奥にあることも多く、一度キャンプ場に着いてからスーパーやホームセンターに行くのは、山を下りる必要があることも。

可能な限りスーパーやホームセンターでの買い物は道中で済ませましょう。

(ちなみに、僕はキンキンのビールを楽しむため、なるべくキャンプ場の近くのスーパーを利用します笑)

銭湯についてはキャンプ場にシャワーや風呂がついていれば問題ないですが、施設がなく、どうしても夜に入りたい、という人は銭湯が近いキャンプ場を選びましょう。

思い切って地元の有名な温泉に行くのもキャンプの楽しみの一つです!

キャンプ場がメインとしているターゲット層は誰か

それぞれのキャンプ場には、メインとしている客層(ターゲット)があります。

例えば、街から近いキャンプ場は家族連れや初心者向け、広大な敷地でペット同伴者向けのキャンプ場、山奥のひっそりとしたキャンプ場はソロキャンパー向けなどです。

グループでワイワイとキャンプを楽しみたいのに、ソロキャンプ向けの静かなキャンプ場を選んでしまい、周囲から怒られた!という事例もあるため、キャンプ場選びの際には自分の利用シーンに適したキャンプ場なのかを確認すると安心です。

確認方法としては、キャンプ場が運営しているサイト等の写真。運営側が上げる写真には、だいたい狙ったターゲットの写真が載せられることが多いです。

その他、なっぷなどの口コミサイトなどを確認し、どんなユーザーが多いのか知ることもできます。

②キャンプ場の設備

続いてキャンプ場の設備です!

トイレが新しいか、完全室内か

まず何よりも気になるのがトイレが綺麗かどうかです。

キャンプではコーヒーを飲んで、お酒を飲んでリラックスしたいですが、トイレが綺麗でないと心おきなくリラックスできません!

綺麗なトイレのキャンプ場を探すには写真をチェックするしかないですが、その際には下記のポイントを確認してください。中には未だに和式、というキャンプ場もありますが、トイレが新しければ設備にしっかりとお金をかけてくれるキャンプ場である確率が高いです。

(和式は和式で肌が接地しないため、実は一部のキレイ好きから熱烈な支持があったりするんですけどね…笑)

オープンしてから年数が経っていないキャンプ場は安心ですが、古いキャンプ場でも最近は設備をリニューアルしているところも多いです。

全体的に設備が古そうでもトイレだけは新しい、というキャンプ場もあるので、気になる人は写真をしっかりチェックしてみてください。

また、最近はあまり見かけなくなりましたが、公園のトイレのように完全に室内ではないトイレの場合、虫の王国と化していることもあり、キレイ好きな方や虫が苦手な方にはおすすめできません。

こちらは写真で100%判断することは難しいですが、スリッパが備え付けてある場合は高確率で完全室内トイレなので参考にしてください。

入浴施設(シャワー・風呂)があるか

僕がキャンプに行く場合、シャワーやお風呂のタイミングは3パターンです。

  • キャンプ場内や周辺で夜のうちに入る
  • 翌朝の帰りがけに入る
  • 家まで我慢する(気合)

翌日まで入らなくても大丈夫という人は気にする必要がないポイントですが、家族やグループでキャンプをする場合は、入浴施設の有無をチェックしましょう。

特に夏場は日中に汗をかき夜に入浴したくなるため、場内や近隣に入浴施設があるキャンプ場をおすすめします。

僕の場合、近隣に天然温泉がある時は必ず行きます!

地元の温泉を楽しむというのもキャンプの醍醐味のひとつですよね。

炊事場が充実しているか

キャンプの楽しみは何といってもキャンプ飯

テーブルなどの装備があまりない初心者の場合、ご飯を作るのに調理するスペースがほしいかと思います。

また、蛇口が少ない炊事場は朝の片付けラッシュで順番待ちが発生することも。

こちらも写真でチェックしてほしいですが、その際は下記を確認してみてください。

  • 掃除が行き届いているか(生ごみが散らかっていないか)
  • 調理スペースが十分か
  • 蛇口が十分にあるか
  • お湯が出るか
  • 洗剤やスポンジがあればラッキー

個人的には、冬場にお湯が出るキャンプ場はもう神です。圧倒的神。

お湯が出るキャンプ場も最近は増えていますが、あまり多くないので期待しすぎるとキャンプ場が見つかりません。

魅力的なキャンプ場だけどお湯が出ないから諦める、というのは非常にもったいないので、そんな方はサーモ手袋を活用しましょう。

ただ何でこういう商品って原色しかないんでしょう。完全に見た目で損している商品ですが、使ってみてください。人生変わります。

出典:楽天市場>オカモト ビニール手袋サーモ発泡

ただし、キャンプに慣れてくると自分のサイトで調理をするため、水さえ汲むことができれば良い、という方も多いです。

また、炊事場がめちゃくちゃ汚いというキャンプ場もそこまで多くはないので大きく差が出るポイントではなく、トイレや入浴施設ほど気にする必要はないポイントです!

③キャンプサイトの特徴

駐車場か、オートサイトか

キャンプサイトには車を停める場所によって大きく2種類に分かれます。

離れた場所の駐車場に止め必要な荷物を自分で運ぶ駐車場タイプか、自分のテントの横に車を停められるオートサイトです。

駐車場に停めた荷物を運ぶ場合は荷物を載せるカートがあると便利ですが、カートがない初心者はオートサイトを強くおすすめします。

「あ!車に〇〇忘れた!」ということもなく、快適に過ごせます。

出典:ふもとっぱら公式サイトより

区画が決められているか、フリーサイトか

使えるスペースによって区画かフリーサイトかに分けられます。

区画の場合、ロープなどでスペースが区切られ、その中であれば自由に使ってよいサイトですが、フリーサイトはキャンプ場の好きな場所にテントを立てることができ、比較的ゆったりとスペースを使うことができます。

※もちろん、フリーサイトだからといって無限にスペースを使ってよいということではなく、テントやタープの数を指定しているキャンプ場もあります。

区画が決められている場合、最低でも30㎡、できれば40㎡ほどあれば広々使えます。

狭すぎるとテントを立てられない、隣の会話が聞こえてくるなどのデメリットがあるため、事前に面積を確認しておくと安心です。

林間か、平原か

林間は木陰が涼しいというメリットがありますが、大きなテントを張ることができない、木が邪魔でスペースを上手く使えないなどのデメリットがあります。

一方で平原については遮るものがないためスペースを広々使えますが、日光が強い夏場は暑さから逃れる場所がないなどの欠点もあります。

自分の装備やシーズンに合わせて、最適な種類を選びましょう。

コンセントありか、なしか

最近のキャンプ場にはコンセントが付いているサイトもあります。

お値段は少し高くなりますが、電気毛布やプロジェクターを使っての映画鑑賞など用途は無限大です。

僕は充電するとしてもスマホだけなので、モバイルバッテリーで満足しています。

自分が使用する電子機器に合わせてコンセントが必要かどうか検討してみてください!

④予約方法

昨今、基本的にはキャンプ場のWEBサイトやなっぷで予約できるキャンプ場が多いです。

WEBで予約する場合、クレジットカードによる事前決済ができるキャンプ場が増えていますが、中には現地で現金払いのみ、というキャンプ場も稀にあります。

キャンプ場に着いたものの現金が無くチェックインができない、という事態にならないよう、事前にしっかり確認してください。

(僕も先日ちょうど現金を切らしており、最寄りのコンビニATMまで片道1時間かけて山を下りる、という失敗をしました…!)

※仮にクレジットカードでの事前決済ができても、当日の備品購入が現金のみの場合もあるため、少なくとも数千円は現金を持っておくと安心です。

⑤アクティビティの有無

キャンプとは少しずれるプラスα的な要素ですが、キャンプ1日目または2日目の日中に楽しむアクティビティがあるキャンプ場もおすすめです。

特に小さな子供がいる家族連れ、元気があり余る若者グループはぜひ検討してみてほしいです。

  • 水遊び(川、湖、海)
    • 川下り、カヌー、SUP、サーフィンなど
  • 釣り堀
    • 釣り体験、釣った魚でのBBQなど
  • 牧場
    • 珍しい動物との触れ合い、エサやり体験
  • ブッシュクラフト
    • 木材とナイフでの工作

個人的に最近非常に楽しかったのは、本栖湖でのSUP(スタンドアップパドルボード)です。

透き通った本栖の湖面に揺られながらリラックスできる時間は最高でした!

※画像は完全にイメージです。

キャンプ自体も楽しいですが、日中のアクティビティを組み合わせて、週末を最大限楽しんで見てはいかがでしょうか。

初心者必見!タイプ別の関東おすすめキャンプ場

上記のポイントを踏まえ、キャンプのタイプ別におすすめのキャンプ場をまとめました。

迷ったらとりあえずここに行っておけ!という失敗しないキャンプ場を厳選しています!

家族向け:小田原市 いこいの森 RECAMP おだわら

都心から約1時間、周辺には川や公園など子供が自然と触れ合えるポイントが沢山あります。

トイレや入浴施設も充実しており、初心者にはうってつけのキャンプ場です!

  • 小田原市 いこいの森 RECAMP おだわら

https://www.nap-camp.com/kanagawa/13655

出典:なっぷ>小田原市 いこいの森 RECAMP おだわら

 

※もしいきなりテントでのキャンプは不安、という方はコテージ+BBQでキャンプの雰囲気を体感するのもおすすめです!

東京都内で気軽にコテージ宿泊を体験してみてください!

  • 秋川渓谷リバーティオ

https://www.nap-camp.com/tokyo/13838

出典:楽天トラベル>秋川リバーティオ

 

ソロ向け:四尾連湖 水明荘キャンプ場

せっかくソロキャンプに行くのであれば、都会の喧噪から離れてゆったりとした時間を過ごしたい、そんな方にピッタリなのがこちらのキャンプ場です。

キャンプサイトは湖畔にあり、静かな湖面を眺めながらリラックスできます。

家族向けのキャンプ場に比べて施設は充実していませんが、それを上回る圧倒的なソロキャンプ体験ができるでしょう!

  • 四尾連湖 水明荘キャンプ場

https://shibirekosms.sub.jp/index.html

グループ向け:ふもとっぱら

東京から車で3時間弱と少し遠いですが、言わずと知れた超人気キャンプ場のふもとっぱら。

富士山を目の前にした5個分の広大な敷地のどこにテントを張ってもOK。その解放感は他ではまず味わえません。

  • ふもとっぱら

https://fumotoppara.net/

出典:ふもとっぱら公式サイトより

 

まとめ

キャンプ場を選ぶ際には、

  1. キャンプ場の特徴
  2. キャンプ場の設備
  3. キャンプサイトの特徴
  4. 予約方法
  5. アクティビティの有無

をしっかり比較し、自分にあった最適なキャンプ場を見つけましょう!

少しでも皆さんのキャンプライフが楽しくなれば嬉しいです!

 

ABOUT ME
ジュン
キャンプ歴は20年、東京都心在住のキャンパー。 平日は大都会東京の荒波に揉まれ、休日は自然に還る。 都心に住んでいても全力でキャンプを楽しむための情報を発信中!